
音声認識ソフトの導入で業務効率化と生産性向上を実現
帝国電機製作所は、世界シェアNo.1を誇るキャンドモータポンプのリーディングカンパニーです。全社的な生産性向上を目指し、デジタル技術の活用による業務効率化を進めています。その一環として、音声認識ソフト「AmiVoice Keyboard」を導入しました。
導入の背景
業務の効率化が求められる中、受入検査における寸法測定検査の記録方法に課題を抱えていました。従来は手書きで記録を行い、検査結果の確認もマンパワーで行っていたため、作業効率の向上やヒューマンエラーの削減が必要とされていました。
音声入力の導入で生産性が33%向上
手書き主体の記録書から電子データ主体へシフトし、判定まで自動化することで、従来30分かかっていた作業が20分に短縮。生産性が33%向上しました。また、判定ミスや記入漏れの削減にも成功しました。
さらに、入力値を音声合成によるアンサーバックで確認できるため、入力ミスの防止にもつながっています。
導入の決め手
「AmiVoice Keyboard」を選定した決め手は、コスト面およびサポート体制の充実でした。
実際の運用方法
タブレット上で記録書(Excel)を立ち上げ、初期情報を入力後に測定を開始。測定箇所は音声ガイダンスにより案内されるため、作業者は測定に集中することができます。


今後について
「AmiVoice Keyboard」の活用範囲を拡大し、さらなるDX推進を目指していく予定です。今後もより良い機能追加を期待しています。