手持ち測定器による測定結果の手書き入力の際の持ち替え時間を短縮
多品種小ロットの製品測定においては、測定の自動化が遅れがちであり、手持ち測定器による一品一様の測定が多く、測定器と筆記用具の持ち替え作業が発生していました。
音声入力により、測定器と筆記用具の持ち替えを無くし作業効率を向上させることができるため、AmiVoice Keyboardの導入を実施しました。
ペーパレス化に伴う作業効率向上
音声入力に切り替えることで、検査用紙への手書き入力もなくなりました。結果的に、データの打ち直しや、検査用紙の次工程への引渡し、印刷物の管理が無くなり、入力作業用だけでなくデータ管理作業の効率化も図れました。
これまでは一時的な記録、あるいは工程内での確認作業として扱っていた測定結果を、ビッグデータとして蓄積していくことも容易となりました。
今後は使い捨てられてきた測定値を、改善に活かせるデータとして活用の幅を広げていきたいと考えています。
導入実績と導入計画
2018年 THKの生産工場 2拠点に計7台が導入されました
2019年 更に2拠点への拡大を計画しており、追加で30台を導入しました。
順次 導入拠点と工程を増やしていく予定です。