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放送局向け音声文字化システムをABC朝日放送と共同開発 4月より、報道局にて試験運用を開始

中継やインタビュー取材・記者会見など、即時性の高い映像音声を素早く文字化

株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)は、音声認識技術AmiVoiceを活用した放送局向けの音声文字化システムを、朝日放送株式会社(本社:大阪市福島区、代表取締役社長:脇阪聰史 以下、ABC朝日放送)と共同開発いたしました。4月より報道局にて試験運用を開始いたしました。

各放送局では、映像素材の確認・共有のため、記者会見等の取材後に映像音声の書き起こしを行っています。オンエア素材を作成するため書き起こしは欠かせないものですが、業務負担が大きく長時間労働の一因にもなっており、業界全体の共通課題となっています。

アドバンスト・メディアでは、2004年からこれまで180を超える自治体・民間企業に書き起こし支援を目的とした音声認識システムの導入を行ってまいりました。ディープラーニング技術実装による認識率の向上などから、昨今書き起こしでの音声認識技術の活用が伸長しております。特に、放送局や新聞社、出版社など、日常的に書き起こし業務が発生するマスコミ業界でのニーズは高く、音声認識技術AmiVoiceを多くご活用いただいております。

今回、放送局での編集業務効率化を目的に、音声認識技術AmiVoiceを活用した音声文字化システムを、ABC朝日放送と共同にて開発いたしました。中継やインタビュー取材・記者会見など、即時性が求められる映像音声の文字化に特化したシステムです。多忙な記者でも簡単に編集業務が行えるよう、ワンクリックで起動と音声認識が行えるリアルタイム性と操作性を実現いたしました。

音声データは発話ごとに自動的に区切られ、認識結果にタイムスタンプが付与されます。認識結果は、Microsoft Wordに出力することができ、音声認識を行っている途中からでも書き出しができます。また、各発話にチェックを入れることで、重要発言に背景色を入れて出力することができます。これにより、従来の人手による書き起こしと比較し、大幅な業務効率化が可能となりました。

画面イメージ




システム構成


今後、試験運用を通じてシステムの改良を進め、更なる機能の改善を行っていきます。正式販売は年内を予定しております。

アドバンスト・メディアでは、今後も業務効率化に貢献するソリューションや顧客サービスの提供に力を入れてまいります。

以上

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※出典:合同会社ecarlate「音声認識市場動向2024」
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