株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)の音声認識 多言語翻訳サービス「AmiVoice TransGuide(アミボイス トランスガイド)」と音声認識・音声対話専用バッジ型ウェアラブルマイクデバイス「AmiVoice Front WT01(アミボイス フロント ダブルティーゼロワン)」が、ハウステンボス株式会社(本社:長崎県佐世保、代表取締役社長:澤田秀雄)の運営するテーマパーク「ハウステンボス」にて実証実験を開始したことをお知らせします。
ハウステンボスは、152ヘクタールの面積を持つ日本最大級のテーマパークで、国内外から年間300万人を超える来場者が訪れています。特に、中国・台湾・韓国を中心とした海外からの来場者は25万人と年々増加傾向にあり、円滑な多言語コミュニケーションが課題となっていました。この度、コミュニケーションバリアフリーによる顧客サービス向上を目的に、場内2か所のインフォメーション窓口にて音声認識 多言語翻訳サービス「AmiVoice TransGuide」の実証実験を開始いたしました。
「AmiVoice TransGuide」は音声認識を活用し、端末(スマートフォン・タブレット)に英語・中国語・韓国語の翻訳結果を表示し、音声合成によりアナウンスをする音声翻訳サービスです。頻繁に聞かれる質問を予め定型文として翻訳リストに登録し、音声認識により翻訳結果のリストを呼び出す対訳機能と、クラウドによる機械翻訳を兼ね備えています。
ハウステンボスは、アトラクションや施設名称の固有名詞が多く占めているため、まずは対訳機能を中心とした実証実験を予定しています。対訳機能は、音声認識により、予め設定された翻訳リストを検索・選択することで、誤認識の心配なく確実に情報を伝えることができます。また、端末内で音声認識処理を行うため、インターネット環境がない場所や災害時などの非常事態でも使用することができます。
【パーク内での使用イメージ】
音声認識・音声対話専用バッジ型ウェアラブルマイクデバイス「AmiVoice Front WT01」と連携して使用することにより、屋内外の高騒音環境下でも、高精度な音声認識を行う事が可能です。
今回の実証実験の結果を基に、アドバンスト・メディアでは更なるコミュニケーションバリアフリー化を目指し、本サービスの展開に向けた取組みを推進していきます。
【実証実験期間】
2017年3月18日~5月6日
【ハウステンボス、概要】
152ヘクタールの面積を持つ日本最大級のテーマパーク。「花の王国」「光の王国」「音楽とショーの王国」「ゲームの王国」「健康と美の王国」「ロボットの王国」の6つのテーマゾーンを設けています。ハウステンボスでしか体験できない“オンリーワン・ナンバーワン”の価値にこだわった多彩なイベント展開を行い、国内外から年間300万人を超えるお客様をお迎えしています。また、観光ビジネス都市としての発展を視野に広大な敷地を生かした次世代技術の実証実験の場としての活用も始まっています。
http://www.huistenbosch.co.jp/
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