業界初！音声認識を活用したボイス検査ソリューション「AmiVoice® スーパーインスペクター(建築仕上げ検査用)」を発売

株式会社アドバンスト・メディア（本社：東京都豊島区、代表取締役会長兼社長：鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア）は、建設業界初(当社調べ)となる、音声認識を活用したボイス検査ソリューション「AmiVoice スーパーインスペクター 建築仕上げ検査用」を開発いたしました。12月17日よりAndoroid版の先行予約を開始し、1月下旬より正式発売を開始いたします。

【背景】
東京オリンピック・パラリンピックを控え、建設需要が旺盛な一方、建設業界では人手不足の慢性化が深刻化しています。今後10年で技能労働者340万人のうち110万人が離職するとみられており(国土交通省調べ)、少子高齢化による日本全体の労働人口は更に減少を辿ると見込まれています。そのため、生産性向上のためのIT化推進は、建設業界全体の急務となっています。

建築検査は、建物の構造欠陥の防止と品質保持のため、欠かすことのできない重要な工程です。しかし、未だ多くの建築現場では検査記録を手書きで作成しており、大きな作業負担となっています。特に、仕上げ検査では、図面を通りに確実に施工されているかを複数回に亘って検査をし、修正指示を行うため、膨大な時間と労力がかかっていました。今回、検査・点検の効率化と品質向上を目的に、音声認識を活用した建築検査ソリューション「AmiVoice スーパーインスペクター(建築仕上げ検査用)」を開発いたしました。

【AmiVoice スーパーインスペクター(建築仕上げ検査用)】
音声認識を活用した、タブレット端末用の建築検査ソリューションです。アプリに読み込んだ図面から、点検・検査場所を選択し、部位や指摘事項を一気に話すだけで、簡単に検査記録が作成できます。テキストに加えて、タブレット端末カメラで写真撮影も行う事ができます。入力したデータは、クラウド上のサーバーで一元管理を行うため、会社全体での素早い情報管理・共有・作業が可能です。PCブラウザ上から、各検査情報のデータ検索・並び替え・pdf化ができるため、住戸別や業者別に帳票をデータ出力することができます。これにより、迅速で正確な作業指示書の作成が可能になります。検査入力と事務作業の双方を大幅に効率化することにより、従来の手書き作業に比べ作業時間を50%削減(当社調べ)いたします。

【特長】

①指摘箇所をタップして話すだけで検査項目を入力。記録時間を大幅短縮。
図面から、点検・検査場所をタップして、場所・部位・指摘内容を一気に話すだけで、自動的に項目を振り分け、素早くテキストを入力します。建築検査の専用辞書を搭載しているため、高い認識精度を誇ります。スタンドアローン形式を採用しているため、ネット環境のない現場でもご利用頂けます。

②現場事務所での検査後作業が大幅軽減。
タブレット端末から送られた検査データは、住戸別・業者別に自動で振り分けし、pdfで出力できるため、検査後に、現場事務所で行う作業が大幅に軽減されます。これまで行っていた、清書・業者数と住戸数ごとのコピー作成・業者振り分けのためのマーカーチェックなどが一切必要ありません。

③作業時の携行品を削減。タブレット端末一台に集約。
タブレット端末に図面や点検に必要な資料、帳票などが格納されているため、作業時の携行品の削減が可能になります。検査項目の写真撮影が必要な場合は、タブレットカメラ機能を使用し、指摘箇所に写真を紐づける事ができます。

【概要】

 12月17日よりAndoroid版の先行申込みを開始し、2016年1月下旬より正式発売を開始いたします。iOS版は、2016年春に発売予定です。建設会社、住宅メーカー、住宅検査会社などを中心に、今後3年間で3,000ライセンスの導入を目指します。

アドバンスト・メディアでは、今後も音声入力が推進される、幅広い業種・業態にて、業務効率化に貢献するソリューションや顧客サービスの提供に力を入れてまいります。

以上