タイ人と現地日本人のコミュニケーションを円滑化
株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)は、タイにある子会社AMIVOICE THAI CO.,LTD.(本社:タイ王国バンコク、CEO:鈴木康正、以下、AMIVOICE THAI)が、日本人約7,000人が居住する街、シラチャの警察署に、当社のAI音声認識AmiVoiceを活用したコミュニケーション支援アプリ「UDトーク」を搭載したiPadを寄贈したことをお知らせします。
今回の寄贈にあたり、AMIVOICE THAIとシラチャ警察署の仲介役となったのが、タイの日系運転手専門派遣会社MASA JAPAN CO.,LTD.(本社:タイ王国シラチャ、以下、MASA JAPAN)です。
シラチャ警察署への寄贈の様子
シラチャは、首都バンコクから車で約2時間の距離にあり、タイ国内で日本人が2番目に多く居住している街です。一方で、シラチャ在住の日本人が現地の警察を訪れる際、言語の壁によりコミュニケーションが上手く取れないという課題がありました。
今回、その課題解決のためAMIVOICE THAIでは、日本国内で市場シェアNo.1※1 のAI音声認識AmiVoiceを活用したコミュニケーション支援アプリ「UDトーク」を搭載したiPadをシラチャ警察署に2台寄贈しました。
「UDトーク」は、Shamrock Records(シャムロック・レコード)株式会社が提供する、コミュニケーションの「UD(=ユニバーサルデザイン)」を支援するアプリです。音声認識で声を文字化し、聴覚に障がいのある方のコミュニケーションを円滑化するほか、多言語への自動翻訳などによってさまざまなコミュニケーションをサポートします。
「UDトーク」内で選択できる音声認識エンジンの1つとして、アドバンスト・メディアのAI音声認識AmiVoiceが搭載されています。
今回、AMIVOICE THAIとシラチャ警察署の仲介役となったMASA JAPANは、日本語対応のサービスを提供する日系運転手派遣会社として、タイに拠点を持つ多くの日系企業に利用されています。タイに赴任した日本人の多くが抱えるコミュニケーション上の課題を解決し、日本人とタイ人のコミュニケーションの円滑化を促進するため、今後AMIVOICE THAIでは、MASA JAPANの協力のもと、タイ国内で「UDトーク」の活用を推進していく予定です。
アドバンスト・メディアでは今後も、経済成長著しい東南アジアにおいて、AI音声認識AmiVoiceを活用し、あらゆるコミュニケーションの円滑化・バリアフリー化を目指してまいります。
※1 出典:合同会社ecarlate「音声認識市場動向2023」音声認識ソフトウェア/クラウドサービス市場
※2 本プレスリリースに掲載されている商品・サービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。
■AMIVOICE THAI(アミボイス タイ)について
2008年9月にタイ王国バンコクに設立した、アドバンスト・メディア100%出資の子会社。日本で築き上げてきた音声認識ソリューションのノウハウを活かし、AI音声認識AmiVoiceを活用したソリューションの開発および提供を行っています。
http://www.amivoicethai.com/english/
■MASA JAPAN(マサ ジャパン)について
タイ王国のシラチャ、パタヤ、チョンブリ、ラヨーン地区専門の 日系運転手派遣会社で、多くの日系企業や日本語幼稚園に利用されています。約500人のドライバーを抱え、日本の心のこもったおもてなしを提供しています。
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経営推進本部 広報チーム