誰もが簡単に始められるボイスボットで、柔軟な自動応対を実現
株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸、以下アドバンスト・メディア)は、高精度な音声認識と、直感的に操作できるユーザーインターフェース(UI)で電話応対の自動化を手軽に実現し、誰もが簡単に始められるボイスボット(音声認識IVR)のクラウドサービス「AmiVoice ISR Studio(アミボイス アイエスアール スタジオ)」を正式リリースします。
<直感的なUIによりフローを簡単に構築・運用>
「つながるまで時間がかかる」「人員確保が難しい」という課題を多くのコンタクトセンターが抱える中、電話の自動応対を実現するボイスボットは、課題解決の切り札として注目されています。
「コールセンター白書2022」※1の調査よると、ボイスボットの導入率は、2021年度で2.2%、2022年度で4.8%と市場導入期にあります。また、今後導入予定のITソリューションとしても、2021年度は13.7%、2022年度は24.2%で1位となっており、今後活用が広がっていくことが予想されます。
「AmiVoice ISR Studio」は、国内シェアNo.1※2のAI音声認識AmiVoiceを活用した高精度な音声認識と簡単なシナリオ作成、クラウド環境での利用により、電話応対の自動化を手軽に始められるサービスです。
本サービスは、自動対話の実現において課題となる音声認識に関し、ボイスボットに最適化した「氏名」「住所」「電話番号」「肯定/否定」などの専用音声認識エンジンや、自由発話に対応した汎用音声認識エンジンをご用意しています。さらに、業務に合わせて「数字」「商品名」「証券コード」などの音声認識エンジンをお客様ご自身で作成でき、対話内容に応じて最適な音声認識エンジンを使い分けることで、高精度な音声認識による柔軟な自動応対を実現します。
また、直感的なUIにより、誰でも簡単に応対シナリオを作成・運用することができ、短期間でPDCAサイクルを回すことが可能です。
さらに、クラウド型のため設備投資の必要がなく、すぐにボイスボットを導入できます。受付業務や一次対応などの定型的な応対をボイスボットに任せることで、24時間365日の対応が可能となり、あふれ呼※3や放棄呼※4の削減、カスタマーエクスペリエンス(CX)の向上に貢献します。
■導入効果(ベータ版選考利用実績)
・用途:プロ野球番組案内
・期間:2023年2月~現在
・効果:月間約4,000件の案内を完了。
7割は当日再入電がなく、有人応対時間の削減を実現。
■利用シーン
・資料請求受付
・商品注文受付
・修理依頼受付
・要件ヒアリングとコールバック受付
・各種案内の自動化
など
「AmiVoice ISR Studio」の特長
1.ボイスボットの用途に合わせた音声認識エンジンをユーザー自身が作れる
ボイスボットのシナリオに合わせ「お客様番号」「商品名」などの音声認識エンジンをユーザー自身で作成できます。さらに、「氏名」「住所」「電話番号」「自由発話向け」などの音声認識エンジンも標準でご用意。高精度で柔軟な自動応対が可能です。
2.直感的なUIでボイスボットのシナリオをどなたでも簡単に構築・運用
ガイダンスやヒアリング、分岐、転送などのシナリオは、直感的なUIによりノーコードで作成。シナリオはすぐに利用でき、完了率向上に重要な「作成→調整→利用→改善」に関わる一連のプロセスをスムーズに実行できます。
3.クラウド型でのサービス提供と、サンプルシナリオにより短期間で利用開始
クラウドサービス(SaaS)での提供により、電話設備や回線契約は不要。また「あふれ呼受付」「コールバック受付」「故障受付」「注文受付」「控除証明書再発行」「電話取次」など、豊富なサンプルシナリオにより、短期間での利用開始を実現します。
■「AmiVoice ISR Studio」製品ページ
https://www.advanced-media.co.jp/lp/isr-studio/
アドバンスト・メディアでは、お客様対応窓口などでのAI音声認識の活用を通し、顧客満足度向上・業務効率化を実現する新しいソリューションや顧客サービスの提供に力を入れてまいります。
※1 リックテレコムから2022年10月下旬に発刊
※2 出典:ecarlate「音声認識市場動向2023」音声認識ソフトウェア/クラウドサービス市場
※3 コンタクトセンターにおいてピーク時などに電話があった際にオペレーター数が足りず対応できないこと。また、入電数が電話回線数を上回り話中状態が続き、いつまでも繋がらない場合のこと指します。
※4 放棄呼(ほうきこ)は、コンタクトセンターにおいてオペレーターに繋がる前に顧客が切断したコールや、システム側でコールが集中したときに機械的に切断したコールを指します。
以上
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経営推進本部 広報チーム
CTI事業部