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「AmiVoice® Cloud Platform」の音声認識APIがリコーのWeb会議デバイスを利用した議事録作成支援サービスと連携

フィラー(言い淀み)の削除、日本語を高精度に認識し議事録作成業務を効率化

株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)の、音声認識を中心とした音声関連技術を提供する開発者向けボイステックプラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform(アミボイス クラウド プラットフォーム)」にて提供している音声認識API「AmiVoice API」と、株式会社リコー(本社:東京都大田区 以下、リコー)が提供する360°カメラ搭載一体型マイクスピーカー「RICOH Meeting 360 V1」を活用した議事録作成支援サービス「RICOH Meeting 360 Add-on Service for カンタン議事録」が連携しました。



会議映像、PC画面、会話内容を一元管理


「AmiVoice API」との連携による効果

今回、「AmiVoice API」の認識精度の高さや機能性が評価され「RICOH Meeting 360 Add-on Service for カンタン議事録」のAI音声認識エンジンとして連携が決定しました。会議終了後に、録画データから音声を抽出、音声ファイルをクラウドにアップロードし、「AmiVoice API」が自動テキスト化を行います。

「AmiVoice API」は、「えっと」、「そのー」、「あのー」などのフィラー(言い淀み)を自動削除するため、テキスト化された文面が読みやすく、認識結果を修正する手間を軽減し、「RICOH Meeting 360 Add-on Service for カンタン議事録」のご利用者からご好評をいただいています。

また、他社のエンジンと比較した際の日本語の認識精度の高さや、価格帯、使いやすさも今回の連携において重要な評価ポイントとなりました。単語登録機能を活用することで、専門用語や社内用語のほか、企業名、製品名などの固有名詞も高精度に認識することが可能です。

コロナ禍を経て、在宅と出社を組み合わせたハイブリットワークが普及し、会議への参加形態も、リモートと会議室に分かれることが当たり前になり、企業は会議の形態にあわせた環境整備が求められています。またWeb会議の普及に加え、社内情報のデジタル化が進んだことにより、会議関連業務の効率化が急務となっています。今回の連携により、「AmiVoice API」が日本語の自然な話し言葉を高精度かつ高速でテキスト化し、あらゆる会議での議事録作成業務にかかる負担を軽減し企業のDXをサポートします。


■「RICOH Meeting 360 Add-on Service for カンタン議事録」について

「RICOH Meeting 360 Add-on Service for カンタン議事録」は、2022年6月30日発売の360°カメラ搭載一体型マイクスピーカー「RICOH Meeting 360 V1」と連携して使用する、議事録作成支援サービスです。「RICOH Meeting 360 V1」で記録された会話の音声データを自動でテキスト化し※1 、議事録となる情報を生成します。生成した議事録は、音声と同時に記録された360°会議映像や、会議中投影したパソコン画面の映像とともに、専用アプリケーション内で会議記録として一元管理されます。さらに自動テキスト化された議事録からキーワード検索やタスク割り当てなどができ、会議の振り返りをサポートします。会議後に議事録を見やすいように書き直すなどの煩わしい業務を軽減し、会議記録管理を支援します。


リコーからのコメント

当社による議事録作成支援サービス「RICOH Meeting 360 Add-on Service for カンタン議事録」の音声認識エンジンとしてAmiVoice Cloud Platformの音声認識APIと連携できましたこと、誠に嬉しく思います。

サービス開始までに複数の音声認識エンジンの比較・評価を行い、弊社「RICOH Meeting 360 V1」で録音した音声と組み合わせた認識精度の高さや機能面から、AmiVoice Cloud Platformを日本向けリリースのエンジンとして今回採用いたしました。

当社のRSI(RICOH Smart Integration)プラットフォームと連携し、音声・映像というアナログ情報をデジタル化することで、業務の生産性向上や知的創造に繋がる価値を提供いたします。

本サービスの機能拡張を含め、お客様のオフィスや現場の業務課題を解決するサービスを提供し、働く場所を選ばないデジタルワークプレイス作りを加速してまいります。

株式会社リコー リコーデジタルプロダクツBU SC事業部

事業部長 成海 淳


【「AmiVoice API」の特長】


1.音声認識市場シェアNo.1
※2。自然な話し言葉を高精度でテキスト化

AmiVoiceは25年以上のノウハウ・データが蓄積された高精度かつ高速の音声認識エンジンです。発話スピードやイントネーション、アクセントに左右されることなく、自然な話し言葉を高精度でテキスト化します。


2.低価格で高品質な音声認識を利用可能

録音された時間ではなく発話のあった時間のみの従量課金制。課金単位も1秒単位で切り上げ計算なし。業界最低価格でありながら高品質な音声認識エンジンを利用できます。


3.ビジネスユースに適した語彙フィルタリング

業務やビジネス、一般会話で使用することのない不適切な用語を省いた、ビジネスユースに強い言語モデルを用いています。不要語を省いているため、幅広いシーンで安心して使用できます。


4.業界や用途に合わせて選べるエンジンで高い認識率を実現

さまざまなシーンで使用できる「汎用エンジン」の他、医療分野など専門用語や業界用語に特化したエンジンを用意しています。利用シーンに合わせてエンジンを選ぶことで認識率が大幅に向上。

辞書登録機能を活用すれば、社内用語や固有名詞も高精度でテキスト化することが可能です。


5.「えっと」「あのー」などの言い淀みを自動削除

「えっと」「そのー」「あの」などの言い淀み(フィラー)を自動削除します。また、句読点と疑問符も自動的に付与。より正確で分かりやすい話し言葉の文章作成をサポートします。




AmiVoice Cloud Platform

Web

https://acp.amivoice.com/


【「RICOH Meeting 360 Add-on Service for カンタン議事録」の主な特長】


1.会議議事録作成を支援

・議事録に必要な会議名、日時、参加者といった会議情報をMicrosoft 365※3

のスケジューラーとの連携により自動反映。一から会議参加者を手入力することなく簡単に作成が可能。

・会議音声の自動での文字起こしにより、議事録の作成時間を短縮、会議後の業務負荷を低減。


2.会議記録の振り返り、閲覧が容易に

・議事録生成後に重要発言のブックマークや決定事項・タスクを割り当てることが可能。

・360°映像、音声、文字、共有資料の組み合わせで、会議を効率的に振り返ることが可能。

・議事録のキーワード検索により、必要な情報を後から容易に見つけることが可能。

・360°映像による記録で参加者の雰囲気や表情が分かり、会議の内容把握が容易。


3.会議記録をセキュアに管理

・会議を360°映像と音声、資料のキャプチャで丸ごと記録、チームで共有・活用しやすい形に特化した専用アプリケーションで一元管理。

・録画データはお客様のストレージ上で保管するため、機密事項を含む会議記録もセキュアに管理。


※「RICOH Meeting 360 V1」商品ページ


https://www.ricoh.co.jp/service/meeting-360/

※1 ベーシックプランBのみ。別途SharePoint※4との契約、連携が必要。自動文字起こしの変換は日本語のみの対応。

※2 出典:ecarlate「音声認識市場動向2023」音声認識ソフトウェア/クラウドサービス市場)

※3・※4 Microsoft 365、SharePoint、は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。

以上

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※出典:合同会社ecarlate「音声認識市場動向2024」
ソフトウェア/クラウドサービス市場

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