音声入力により顧客との面談記録をテキスト化し、業務効率化を実現
株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)の音声認識を中心とした音声関連技術を提供する開発者向けボイステックプラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform(アミボイス クラウド プラットフォーム)」にて提供しているAI音声認識開発キット「AmiVoice SDK」が搭載された、面談記録作成を目的とした音声認識スマートフォンアプリが、百十四銀行(本社:香川県高松市、以下百十四銀行)に導入されました。
アプリケーションは、TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、以下、インテック)が開発しました。
【音声認識スマートフォンアプリの利用イメージ】
本アプリケーションは、インテックの金融機関向け総合情報系ソリューション「F3(エフキューブ)」のCRM(顧客管理)機能と連携しており、銀行員が顧客との面談記録を簡単に作成することを目的に開発されました。AI音声認識を活用することで、外出先でもスマートフォンで手軽に面談記録を音声入力することが可能となり、記録作成業務の生産性向上を実現します。社内業務をデジタル化し、創出された人員や時間を本来業務である営業活動にシフトすることで、地域や顧客へのサービス強化につなげることができます。
AI音声認識開発キット「AmiVoice SDK」は、認識精度の高さや機能性から本アプリケーションのAI音声認識エンジンとして2020年に搭載され、地方銀行を中心にご利用いただいています。
本アプリケーションに搭載された「AmiVoice SDK」は、当社が提供する音声認識API「AmiVoice API Private」の音声認識サーバーと連携しており、録音した音声をお客様専用サーバーに送り音声認識処理を行うため、デバイスのスペックに左右されないセキュアな環境で運用いただくことが可能です。さらに、金融に特化した専用のAI音声認識エンジンを採用しており、専門用語なども高精度に認識することができます。
アドバンスト・メディアでは、業務効率化に貢献する新しいアプリケーションや顧客サービスに力を入れ、時間や場所を問わず柔軟に働ける環境を提供し、企業のDXの推進、働き方改革の実現をサポートしてまいります。
■AI音声認識の活用により期待できる効果
・外出先で面談記録を作成することによる、営業活動の生産性向上
・帰店後の報告事務簡素化による、営業時間の創出、時間外労働の削減
・音声にて速やかに記録を残すことによる、情報の正確性向上
■「F3エフキューブ」について
インテックが提供する金融機関向け総合情報系システムの総称です。CRMシステム、コールセンターシステム、ローン自動審査システムなどを業務機能の体系化と業務単位のコンポーネント化で、合理的なシステム導入と拡張性を実現した金融機関向け「統合型CRMシステム」です。豊富な導入実績と確かな技術および業務ノウハウの蓄積により、情報の一元管理、法人企業の事業性評価、商流の把握など営業推進支援を目的とした業務の効率化と高度化を実現しています。
https://www.intec.co.jp/service/detail/f3/
■「AmiVoice SDK」の特長
「AmiVoice SDK」は、認識精度の高さから様々な利用シーンの音声入力・音声テキスト化に使われています。録音機能等もあわせてライブラリで提供するため、様々なOSのネイティブアプリの開発が容易に行えます。音声認識サーバーとの連携「AmiVoice API Private」でデバイススペックに左右されない運用も可能です。詳細については、下記ウェブサイトをご確認ください。
https://acp.amivoice.com/amivoice_sdk/
■「AmiVoice API Private」の詳細について
https://acp.amivoice.com/amivoice_api_private/
■「AmiVoice Cloud Platform」の詳細について
https://acp.amivoice.com/
以上