株式会社コムデザイン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:寺尾 憲二、以下「コムデザイン」)は、株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木 清幸、以下「アドバンスト・メディア」)の音声認識開発プラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform」にて提供している音声認識APIを、新たにコムデザインの提供するクラウドCTI『CT-e1/SaaS』向け音声認識サービス『CT-e1/Speech to Text』の認識エンジンのラインナップに加え、リアルタイム認識のサービス提供を開始いたします。
■「AmiVoice Cloud Platform」の音声認識API、採用の意義と特徴
クラウドCTIベンダーが提供するサービスとしては珍しい、コールセンター向け音声認識機能『CT-e1/Speech to Text』で利用する音声認識エンジンとして、国内音声認識市場シェアトップを誇るAmiVoiceの音声認識APIが加わりました。これにより、ユーザーのニーズに応じた音声認識エンジンの使い分けが提案可能となります。「AmiVoice Cloud Platform」の音声認識APIは、音声ストリームをリアルタイムでテキスト化します。また、製品名・固有名詞など、認識させたい単語を登録することができるため、社内用語や氏名など、特定の単語やフレーズの認識精度が向上します。
■サーバーレス連携による手軽な導入
コムデザインのクラウドコールセンター上で連携するため、複雑なテレフォニーシステムの設定や専用機器が不要で、音声認識AmiVoiceを手軽に利用いただけます。音声認識により文字起こしされた結果は、コムデザインが提供する共通のユーザーインターフェースを使ってご利用いただけます。
これにより専用機器やUI開発などの高額な初期投資は不要で、手軽に音声認識サービスの利用を実現します。
「AmiVoice Cloud Platform」の音声認識機能の提供開始により、コムデザインがプラットフォームコンセプトとして掲げるCCP(Converged Communications Platform)はさらに発展し、今後、FAQエンジンとの連携やテキストによる通話モニタリングなど、リアルタイム性の高い処理が求められる機能での利用が期待されます。
■ CCP(Converged Communications Platform)について
CCP(Converged Communications Platform)とは、近年コールセンターで注目が集まっている、カスタマーとコミュニケーターの“会話”そのものをデータとして活用し、業務効率の向上や付加価値の創出を図るコールセンターDXという取り組みに最適なプラットフォームコンセプトです。
CCPにより、コールセンターDXを目的とした、テキストマイニングや会話解析、会話自動要約などのソリューションを提供するサービスに対して、「音声データ」または「テキストデータ」を柔軟且つ手軽に連携することが可能となります。これにより、コールセンターは高額の初期投資や運用負荷をかけることなく、コールセンターDXに取り組むことができます。
【「CT-e1/SaaS」について】
「CT-e1/SaaS」は、コムデザインが提供するクラウド型CTIサービスです。低コスト・専用設備不要といったクラウド型サービスのメリットに加えて、機能の網羅性の高さや、導入企業ごとの柔軟なカスタマイズが可能という特長もあり、累計1,200テナント24,000席以上(2021年6月現在)の企業に採用されています。詳細は以下URLをご参照ください。
https://comdesign.co.jp/
【AmiVoice Cloud Platformについて】
AmiVoice Cloud Platformが提供する音声認識APIは、音声認識機能(リアルタイム認識・バッチ認識)をWebサイトやWebアプリケーション、スマートフォンアプリなどに実装するための開発ツールです。音声文字化や音声対話、音声制御などの各種音声認識サービスにご使用いただけます。詳細は以下URLをご参照ください。
https://acp.amivoice.com/main/
■コムデザインについて
コムデザインは、2000年に創業。2008年からクラウド型CTIサービス「CT-e1/SaaS」の提供を開始。高い拡張性を持つ自社開発のアーキテクチャと利用者のニーズにきめ細かく対応可能な独自のサービスモデル”CXaaS”により、小規模から大規模まで業種を問わずコールセンターに支持されています。
※CXaaS(Customer Experience as a Service )とは
「CXaaS」とはコールセンターに求められるクラウドCTI機能の提供および開発だけではなく、利用までに必要な専門エンジニアによる人的なサポートもふくめて定額費用で提供するサービスモデルです。