書き起こしの自動化で議事録作成時間が2分の1に
株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)のAI音声認識を活用したスタンドアローン型文字起こし支援アプリケーション「AmiVoice ScribeAssist(アミボイス スクライブアシスト)」が、福井信用金庫(本社:福井県福井市、理事長:岡本 一夫)に導入されました。
【導入の背景】
福井信用金庫では、これまでICレコーダーで録音した音声データを人力で書き起こし、会議時間の何倍もの時間をかけて議事録作成を行っていました。長時間の会議の場合、その作成期間は2~3日に及んでいました。
特に、役員会などの重要な会議の場合、決定に至るまでの協議内容を正確に記録し、関係者などへ速やかに議事録を回覧する必要があります。議事録の作成には正確さと速さの両立が求められ、担当者の過大な業務負荷を軽減する必要がありました。
【導入の効果】
会議中の発言がAI音声認識によってリアルタイムでテキスト化されるため、担当者は軽微な修正を行うだけで議事録が完成するようになりました。一字一句書き起こしていた会議の議事録作成時間はおよそ2分の1になり、要点のみを記録する議事録についても、作成の正確さ・速さは大きく向上しました。
また、これまで議事録を作成していなかった小規模な会議などの記録にも「AmiVoice ScribeAssist」が活用され、備忘録の作成や関係者への回覧が実施できるようになりました。以前よりも詳細かつ頻繁な情報共有が可能になったことで、業務の質の向上にも繋がっています。
併せて、超指向性小型スタンドマイク「
AmiVoice Front ST01
」、マイク集約デバイス「
AmiVoice Front HUB01
」を導入しました。音声認識に適したクリアな集音ができるため、高精度な自動文字起こしを実現しています。
新型コロナウイルス感染症対策として普及したオンライン会議と音声認識技術の互換性の高さや、議事録作成の業務効率化と経費削減の双方に効果があることなどから、近年、急激に文字起こし支援アプリケーションの導入が増加しています。
「AmiVoice ScribeAssist」はスタンドアローン型のため、情報漏洩のリスクがなく、機密情報などを扱う会議でも安心してご利用いただけます。2020年6月の発売からさまざまな法人でご活用いただき、2021年3月末現在1,200ライセンス以上の導入実績を誇ります。今回の採用は、これまでの実績および当システムの利便性・コストパフォーマンスをご評価いただいたものです。
アドバンスト・メディアは、今後も各種業務の効率化・負荷軽減に貢献するAI音声認識ソリューションの開発・提供を積極的に行い、民間企業・自治体のDX化を推進します。
■福井信用金庫様、導入事例ページ
http://www.advanced-media.co.jp/products/casestudy/19800
【AmiVoice ScribeAssist、概要】
オンライン/オフラインといった会議形態、WEB会議システムの種類を問わず使用できる、スタンドアローン型の文字起こし支援アプリケーションです。リアルタイム認識・バッチ認識に対応しており、会議音声の録音、音声認識、テキストの編集、文字起こし内容の出力までをワンストップで行えます。AI話者識別機能やキーワード・タグ付け機能、リアルタイム字幕表示機能など、会議での運用に適した機能を多数搭載しています。
http://www.advanced-media.co.jp/products/service/scribeassist
以上