日本語・英語の音声指示で動作。介護業務をサポート
株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)のAI音声認識エンジンAmiVoiceが、Aeolus Robotics Corporation(本社:アメリカ・サン ノゼ、CEO:Alexander Huang(アレキサンダー・フアン))の自律型ヒューマン支援ロボット「アイオロス・ロボット」に採用されました。日本語・英語の音声認識を行い、介護スタッフの業務を支援します。
少子高齢化の進行によって、2025年には日本の人口の4分の1が75歳以上となる超高齢社会を迎えようとしています。このような「2025年問題」に対して、厚生労働省や総務省では、医療・介護業界でのIT活用を国の重要施策として推進しています。Aeolus Robotics Corporationは、介護業界におけるIT活用促進に寄与するため、2018年11月より介護施設にて「アイオロス・ロボット」の実証実験を開始しました。
「アイオロス・ロボット」は、高度なAIセンサーを搭載し、さまざまな機能を備えた自律型ヒューマン支援ロボットです。見守り、運搬、紫外線消毒、緊急対応などの業務をスタッフに代わって担うことで、人手不足解消、スタッフの業務負荷軽減に貢献します。
この度、「アイオロス・ロボット」の日本語・英語の音声認識に、アドバンスト・メディアのAI音声認識エンジンAmiVoiceが採用されました。「車輪のロックを解除して」「スペースを空けて」などの介護スタッフ・入居者の声に従い、各種介護業務をサポートします。
施設ごとに音声認識エンジンをカスタマイズでき、専門用語や各施設特有の用語も高精度で認識します。「ハロー、ロボット」の呼びかけで自動的に音声認識を開始するため、非接触で操作することが可能です。
■Aeolus Robotics Corporation、エンドースメント
「アイオロス・ロボット」の音声認識エンジンとしてAmiVoiceを採用できたことを大変喜ばしく思います。豊富な実績と認識精度の高さを評価し、選定いたしました。
今後もAmiVoiceを活用し、介護業界における「アイオロス・ロボット」の更なる普及を目指します。老人ホームや病院、公共施設などのサービス業への活用も視野に、新たなエンジン開発や、現場の業務に即した実用性向上に取り組んでまいります。
CEO Alexander Huang
【関連URL】
・「アイオロス・ロボット」製品サイト
・「アイオロス・ロボット」プロモーションビデオ
Aeolus Robot Working Image movie at Elderly care facilities in Japan
以上