株式会社アドバンスト・メディア〈東京都豊島区、代表取締役社長:鈴木清幸、以下アドバンスト・メディア〉は、同社の連続音声認識技術を適用し、コールセンターにおけるオペレーター業務の効率化を支援する製品「AmiVoice Assist」を開発し製品化しました。
アドバンスト・メディアは、独自の技術による日本語連続音声認識システムAmiVoiceを開発し、“声”で文章入力などができる各種ソリューションを提供してきました。特に医療分野においては、導入施設が150を超えるまでとなり、医療診断の効率化に貢献しております。今回発表する製品「AmiVoice Assist」は、この技術を活用してコールセンター業務の効率化を実現するものです。
従来コールセンターにおける音声認識の利用は、IVR(音声応答装置)によってコールセンターに電話をかけてきた利用者に音声入力を求めてその声を認識し、オペレーターに振り分けたり、自動応答を行ったりするシステムが主流となっていました。これに対し、「AmiVoice Assist」は、コールセンターの利用者とオペレーターの会話の中で、オペレーターの発話をモニターして音声認識を行い、予め登録されたキーワードが発話されると、それに関係した情報をオペレーターの画面に自動的に表示します。「電話対応中のオペレーターの発話からキーワードを認識し、コンピューター自らが能動的に情報を表示する」という全く新しい視点からの製品であり、オペレーターは情報を検索するためにキーボードにキーワードを打ち込む必要がなくなり、利用者との自然な会話の流れを妨げずにFAQなどの情報を得ることができます。
「AmiVoice Assist」は、オペレータが使うPC上でリアルタイム音声認識を行い、対応中のオペレーターの業務を支援します。
主に次の機能を提供します。
・発話から設定されたキーワードを抽出し、以下を実行
・キーワードに対応したドキュメント(Web,Txt,Bmp etc..)の自動表示/起動
・抽出されたキーワードを1クリックでサーチエンジン等のアプリケーションへ入力
・失言チェック
・オペレータの発話内容を認識し、他アプリケーションへテキスト入力
たとえば「AmiVoiceについてのご質問ですね?」と復唱した場合、自動的にAmiVoiceのFAQページが起動したり、「いーですよ!」等の失言をした際はスーパーバイザーへ自動通知する等の使用用途があります。 オペレータを支援し、監視するツールとして、様々なコールセンターで活用できます。 又、認識した発話内容・キーワードは、文字入力が可能な全てのウインドウズアプリケーション(メモ帳やワープロソフト等)に入力可能なので、今お使いのCTIシステムの改修なしに音声入力が可能です。
「AmiVoice Assist」は不特定話者に対応していますので、オペレーターが交代しても、トレーニングやチューニングを行うことなく直ぐに使用できます。
「AmiVoice Assist」
・1月29日出荷予定
・標準価格(予定)
1PCあたり9万円+言語モデル費用(300万円から)
・出荷予定2004年度中1億円の出荷を目指します。
■ システム概要
別紙参照ください。
※ 上記記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
※ 上記製品発売時期などについては予告無く変更する場合があります。
【商品についてのお問い合わせ】
株式会社 アドバンスト・メディア
営業本部 森脇 健
TEL:03-5958-1091
FAX:03-5958-1033
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TEL:03-5958-1091
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【アドバンスト・メディアについて】
会社名: 株式会社 アドバンスト・メディア
所在地: 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 48F
代表者: 代表取締役社長 鈴木清幸
事業内容: 音声認識システムに関する開発業務並びにコンサルティング、日本語音声認識システム「AmiVoice」のマーケティングおよび販売、先端技術を利用したシステム開発&市場化マーケティング、海外の先端技術に関わるライセンシング・ビジネス
資本金: 19億9725万円
主要株主: トヨタ自動車(株)、富士通(株)、加賀電子(株)、ソフトバンクグループ各社
設立: 1997年12月
URL:http://www.advanced-media.co.jp/