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音声認識によるモバイル環境でのレポート作成支援製品の出荷開始

株式会社アドバンスト・メディア〈東京都豊島区、代表取締役社長:鈴木清幸、以下アドバンスト・メディア〉は、同社の連続音声認識技術を適用し、モバイルワーカーにおけるレポート作成業務の効率化を支援する製品「AmiVoice Reporter」を開発し、出荷開始いたしました。

モバイルワーカーにおける営業日報などのレポート作成業務は、携帯電話やPDA対応のモバイルSFA/CRMシステムなどが主流となっています。しかしながら、携帯電話やPDAでのボタンやペンによる文字入力は決して効率的とは言えず、このためモバイルSFA/CRMシステムの利用者の多くは、定型的な情報入力のみで、非定型の情報はオフィスに帰社後入力するという使い方でした。

「AmiVoice Reporter」は、モバイルワーカーの声を認識してテキスト化を行う音声入力方式であり、携帯電話やPDAの従来の文字入力方式を補完するだけではなく、以下のような新たな価値をご提供します。

■ お客様を訪問後すぐに、片手で簡単に音声入力できるため、お客様の生の声を確実にレポートに反映できます。

■ 入力音声を録音できるため、文字だけでは伝え辛いニュアンスも声で伝えられます。

■ 入力音声の認識結果は、録音音声を再生しながら効率良く確実に編集できるため、正確で簡潔な情報をレポートに反映できます。

「AmiVoice Reporter」は、既存のモバイルSFA/CRMシステムなどと組み合わせて利用していただくことを想定しており、主に次の機能を提供します。

■ 携帯電話、PDA、ICレコーダーの3種類の入力デバイスに対応

● 携帯電話、PDAでは音声入力内容をリアルタイムでテキスト変換し、画面上で確認したり、必要に応じて修正したりできます。

● ICレコーダーでは録音音声をノートPCなどでテキスト変換し、画面上で確認したり、音声を再生しながら修正したりできます。モバイル対応していないSFA/CRMシステムなどでも利用できます。

■ 音声入力/テキスト変換した後で、録音音声を再生しながら効率良く確実に編集可能

■ 運用しながら、利用者自身で辞書の編集やテキスト学習が可能

● 固有名詞や専門用語などを登録したり、過去の営業報告やよく使うフレーズを学習させたりすることで、テキスト変換の精度が上がります

たとえば携帯電話対応のモバイルSFA/CRMシステムにAmiVoice Reporterを組み合わせると、指を使った定型の選択項目入力と声を使った非定型の文章入力によって効率的な営業報告が可能となります。NTTドコモのFOMAの場合、音声通話とパケット通信を同時に利用(マルチアクセス)できるため、文章入力項目の箇所でPhone to機能を用いて自動音声応答/録音装置(IVR)に発信し、画面で入力項目を確認しながら音声入力できるので、ボタン操作で文字入力する場合に比べて大幅な効率向上が実現できます。

「AmiVoice Reporter」は不特定話者に対応していますので、利用者毎に声の事前学習(エンロールメント)を行うことなく、利用方法の簡単なトレーニング程度ですぐに運用できます。また、予め過去の営業報告のテキストデータを学習させて「AmiVoice Reporter」の辞書・言語モデルモジュールをカスタマイズしておくことで、運用開始直後から高いテキスト変換精度で利用できます。

「AmiVoice Reporter」

・2003年12月24日販売開始、2004年2月9日出荷開始

・標準価格

100ユーザ用ライセンス 300万円から

カスタマイズド辞書・言語モデルモジュールライセンス 150万円から

ASP方式によるサービス提供もあります

・出荷予定2004年度中1億円の出荷を目指します

【AmiVoice Reporterシステム概要】

【基本構成】

● AmiVoice Reporterライセンス

● 辞書・言語モデルモジュールライセンス

【動作環境】

● 音声認識サーバー

◆ O S:Windows 2000

◆ CPU:Pentium III 800MHz以上(Pentium 4 3GHz以上推奨)

◆ メモリ:512MB以上(1GB以上を推奨)

◆ HDD:500MB以上の空き容量

● 自動音声応答サーバー(携帯電話、PHSの場合)

◆ O S:Windows 2000

◆ CPU:Pentium III 800MHz以上

◆ メモリ:256MB以上

◆ HDD:500MB以上の空き容量

◆ IVRミドルウェア:ShowNTel

◆ テレフォニーボード:NMS-AG2000など

● 音声登録クライアント(ICレコーダーの場合)

◆ O S:Windows 98/Me/2000/XP

◆ CPU:Pentium III 500MHz以上

◆ メモリ:256MB以上

◆ HDD:500MB以上の空き容量

◆ ミドルウェア:Windowsメディアプレーヤー9以上

※ その他、DBサーバー、Webサーバーなどが必要となる場合があります。

※ 上記記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

【商品についてのお問い合わせ】

株式会社 アドバンスト・メディア

営業本部 板鼻 弘太郎

TEL:03-5958-1091

FAX:03-5958-1033

Email

sfa-info@advanced-media.co.jp

【報道関係についてのお問い合わせ】

株式会社 アドバンスト・メディア

営業本部 広報担当 村上 光

TEL:03-5958-1091

FAX:03-5958-1033

Email

press@advanced-media.co.jp

【アドバンスト・メディアについて】

アドバンスト・メディアは、独自の技術による日本語連続音声認識システムAmiVoiceを開発し、“声”で文章入力などができる各種ソリューションを提供してきました。特に医療分野においては、導入施設が180を超えるまでとなり、医療診断の効率化に貢献しております。

会社名: 株式会社 アドバンスト・メディア

所在地: 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 48F

代表者: 代表取締役社長  鈴木清幸

事業内容: 音声認識システムに関する開発業務並びにコンサルティング、日本語音声認識システム「AmiVoice」および、音声認証システム「AmiVoice ID」の市場化マーケティング、システム開発、ミドルウェア製品販売およびパッケージ製品販売

先端技術を利用したシステム開発&受託業務

海外の先端技術に関わるライセンシング・ビジネス

資本金: 19億9725万円

主要株主: トヨタ自動車(株)、富士通(株)、ソフトバンクグループ各社、(株)ポプラ社、(株)キョウデン、加賀電子(株)、(株)クレセント

設立: 1997年12月

URL:http://www.advanced-media.co.jp/

国内シェアNo.1国内シェアNo.1AmiVoiceⓇAmiVoiceⓇ

*出典:合同会社ecarlate「音声認識市場動向2024」
ソフトウェア/クラウドサービス市場

AmiVoiceのAI音声認識は、
音の情報と言語の情報を密接に組合せながら、
音声を「文字」に変換する技術です。