ソフトバンク・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:石川 憲和 以下、ソフトバンク・テクノロジー)と、世界最先端の音声認識エンジン AmiVoice(R) で知られる株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)は、コンタクトセンター向け音声認識ソリューションにおいて業務提携いたしました。ソフトバンク・テクノロジーのIPコンタクトセンターソリューションとアドバンスト・メディアの世界トップレベルの音声認識エンジンAmiVoiceとを連携させ、音声とデータの統合・連携が生み出す画期的なソリューションを提供します。
ソフトバンク・テクノロジーは、これまでIPコンタクトセンターシステム(「Cisco IPCC(TM)」)と、FAQ(Frequently Asked Questions)データ解析、顧客管理等を行うCRMシステムや、オペレータスキルデータ解析、要員計画等を行うeラーニングシステムを融合させた独自のIPコンタクトセンターソリューション(「Intelligent IP Contact Center」)を提供し、コスト削減やオペレータ教育の効率化、サービス向上などをすすめてきました。これらに今回アドバンスト・メディアが開発したコールセンター向けソリューション製品「AmiVoice Assist」「AmiVoiceCallScriber」「AmiVoice for Telephony」の3商材を統合・連携させることによって、オペレータのレベルの向上と維持、問い合わせ時間の短縮、コール件数の増加への対応など従来のコンタクトセンターでの課題を解決し、さらなる生産性とサービスの向上を総合的に実現するソリューションを提供することが可能になります。
さらに、ソフトバンク・テクノロジーでは、これらのソリューションに必要なIPネットワークインフラ構築から、IPコンタクトセンター導入後の運用・保守まで一貫したサービスを提供します。アドバンスト・メディアでは、コンタクトセンター事業におけるAmiVoiceソリューションを提供し音声認識のさらなる普及を行います。
今回の提携により、ソフトバンク・テクノロジーではAmiVoice製品群を含めたIPコンタクトセンターソリューションで、初年度5億円の売上を見込んでおります。
【プロダクトの概要】
◆「AmiVoice(R) Assist」
AmiVoice CallScriberは、全通話録音装置(ロガー)に録音されたお客様とオペレータの対話を文字データ化します。電話での対話を文字化する事はこれまで困難とされていましたが、アドバンスト・メディアではAmiVoiceを用いることで、業界で初めての“対話認識(Dialog To Text)”を実現しました。電話での対話が文字データに変換されれば、“顧客の生の声“が”見える”、”探せる”ようになり、これまで録音され蓄積されるだけだった対話音声データを貴重なマーケティングデータとして活用できるようになります。また、その他の活用方法としては、電話取引記録、オペレータの対応品質のチェック、特定製品/サービスの評価分析等があります。アドバンスト・メディアはこれからもCall Mining(コール・マイニング)をテーマに、文字化した対話テキストの活用を推進していきます。
◆「AmiVoice CallScriber(R)」
AmiVoice CallScriberは、全通話録音装置(ロガー)に録音されたお客様とオペレータの対話を文字データ化します。電話での対話を文字化する事はこれまで困難とされていましたが、アドバンスト・メディアではAmiVoiceを用いることで、業界で初めての“対話認識(Dialog To Text)”を実現しました。電話での対話が文字データに変換されれば、“顧客の生の声“が”見える”、”探せる”ようになり、これまで録音され蓄積されるだけだった対話音声データを貴重なマーケティングデータとして活用できるようになります。また、その他の活用方法としては、電話取引記録、オペレータの対応品質のチェック、特定製品/サービスの評価分析等があります。アドバンスト・メディアはこれからもCall Mining(コール・マイニング)をテーマに、文字化した対話テキストの活用を推進していきます。
◆「AmiVoice(R) for Telephony」
自動音声応答システム(IVR: Interactive Voice Response)向け音声認識エンジンAmiVoice for Telephonyは、電話の音声を認識するための画期的な日本語音声認識エンジンです。従来の電話用音声認識エンジンは、予めグラマファイル(ルールファイル)に発話パターンを記述する必要が?≫??あり、このパターンから外れた場合、認識精度が著しく低下するという欠点がありました。AmiVoice for Telephonyは、ルール記述だけでなく統計言語モデルを用いて音声認識を行うため、従来のグラマベースでは不可能とされていた複雑な自然発話を認識する事が可能です。なお、基本ライセンス価格は今まで”高価”とされていた海外の著名な音声認識エンジンに比べ1/3程度の価格を実現しています。アドバンスト・メディアではHCI(Human Communication Integration)の思想の元、人の対応により近い次世代のIVRを提供いたします。
◆「Cisco IPCC(TM)」
Cisco IPCCは、次世代のコンタクトセンターと注目されているIPコンタクトセンターソリューションとして、中小規模向け「Cisco IPCC Express Edition」と大規模向け「Cisco IPCC Enterprise Edition」の2種類の製品がラインナップされています。「Cisco IPCC Express Edition」は、電話のみの対応で、150席までのインフォーマルおよびフォーマルなコンタクトセンター向け製品であり、ACD(自動着信呼分配)機能やIVR(自動音声応答装置)、CRM(Customer Relationship Management)など、コールセンターとして必要な機能をワンパッケージ化した製品です。また、「Cisco IPCC Enterprise Edition」は、電話だけでなく、eMailやWebからのアクセスにも対応可能なマルチコンタクトソリューションで、最大数千席までのスケーラビリティを提供する大規模向けコンタクトセンター製品です。
以上
※ Cisco IPCCは、Cisco Systems, Inc.社の商標です。
※ AmiVoice、CallScriberは、(株)アドバンスト・メディアの登録商標です。
■会社概要
【ソフトバンク・テクノロジー株式会社 会社概要】
社名 :ソフトバンク・テクノロジー株式会社
代表者:代表取締役社長 石川 憲和
本社 :東京都新宿区西五軒町13-1飯田橋ビル3号館
URL :
http://www.tech.softbank.co.jp/
設立 :平成9年8月1日
資本金:631百万円(平成16年3月末現在)
従業員:295名(平成16年3月末現在)
売上高:21,703百万円(平成15年4月1日~平成16年3月31日)
事業内容:ソフトバンクグループの技術中核会社として、独自のECサイトによる販売、ECサイトの運営に伴うバックオフィス業務、テクニカル・サポート等のイービジネスサービス事業、ECに関する総合的なシステムソリューション構築及び運用・保守サービスサービスの提供のシステムソリューション事業、ブロードバンド通信を利用したネットワークシステムの構築とアプリケーションサービスの提供及びネットワークシステム関連の機器の販売、運用・保守サービスの提供のブロードバンドソリューション事業を行う。
【株式会社アドバンスト・メディア 会社概要】
社名 :株式会社アドバンスト・メディア
代表者:代表取締役社長 鈴木 清幸
本社 :東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 48F
URL :
http://www.advanced-media.co.jp/
設立 :1997年12月10日
資本金:20億6,125万円
事業内容:
音声認識・音声認証システムに関する開発業務ならびにコンサルティング
日本語音声認識システム開発ツール「AmiVoice(R)」および、音声認証「AmiVoice(R) ID」の市場化マーケティング、システム開発、ミドルウェア製品販売およびパッケージ製品販売、先端技術を利用したシステム開発&受託業務、海外の先端技術に関わるライセンス・ビジネス
■本件に関するお問合せ先
ソフトバンク・テクノロジー株式会社
【報道関係のお問合せ】
広報IR室
TEL:03-5206-3316 FAX:03-5206-3382
【一般のお問合せ】
ブロードバンド・ソリューション事業部 SI技術部
TEL:03-5206-3350 FAX:03-5206-3387
株式会社アドバンスト・メディア
TEL:03-5958-1091 FAX:03-5958-1033
【報道関係のお問合せ】
経営企画部 広報・IR室
E-mail
press@advance-media.co.jp
【一般のお問合せ】
営業本部 CTI-BTF
E-mail
cti-info@advanced-media.co.jp