ホームchevron_rightニュースchevron_rightニュースリリースchevron_right携帯電話向け分散型高精度音声認識システムを搭載した『AmiVoice(R) Reporter for Smart Phone』を世界で初めて企画・開発  ~モバイルオフィスでの作業環境の飛躍的な効率化を実現~

携帯電話向け分散型高精度音声認識システムを搭載した『AmiVoice(R) Reporter for Smart Phone』を世界で初めて企画・開発

モバイルオフィスでの作業環境の飛躍的な効率化を実現

株式会社アドバンスト・メディア〈東京都豊島区、代表取締役社長:鈴木清幸、以下アドバンスト・メディア〉は、携帯電話での音声による高速高精度な文章入力を実現した『AmiVoice(R) Reporter for Smart Phone』を企画・開発しました。すでに販売されている本体に音声認識機能を搭載した幾つかの携帯電話では不可能であった、携帯電話での各種業務レポートの音声による報告文入力などを可能とし、モバイルCRMやモバイルSFAなどの業務アプリケーションの新たな入力手段としての価値を提供します。

『AmiVoice(R) Reporter for Smart Phone』では携帯電話に当社が開発したAmiVoice(R) DSR Clientを実装し、サーバ側にAmiVoice(R) DSR Serverを実装して分散処理を行うことで、従来では不可能であった音声による高度な文章入力が可能になりました。

このことにより、モバイルオフィス(移動体通信機器を使用して、遠隔地から社内と連携を取りつつ仕事を行なう労働形態のこと)に於ける作業効率を、より社内環境に近づける事が可能となります。社内では一般にパソコンが業務端末として使われるため、キーボードやマウスによる入力や操作に特に不便を感じる事はありませんが、モバイルオフィスでは一般に携帯電話が業務端末として使われるため、ダイヤルボタンによる入力や操作を不便に感じている人が多いのが現実でした。しかし今回発表した『AmiVoice(R) Reporter for Smart Phone』によって、音声による文章入力や単語選択が可能となるため、特にモバイルCRMやモバイルSFAなどの業務アプリケーションの操作性を飛躍的に向上できます。

【AmiVoice DSRとは】

DSR(Distributed Speech Recognition分散音声認識)は音響分析部だけをクライアント(携帯電話等のモバイルデバイス)サイドに搭載し、メインの認識処理部分はサーバサイドに置くことで、センター型高精度音声認識システムを実現するものです。

DSRでは、音声そのものではなく約1/30に圧縮された声の特徴データを送信することにより、8kbps程度であっても、ほぼリアルタイムで音声認識が行えます。音響分析処理はコンパクトなプログラムですので、20MIPS程度の端末で処理することが可能です。

サーバに音声認識データ(言語モデルおよび辞書)を持ちますのでメンテナンスが容易になります。また、非常に大きな辞書(5万語以上)、言語モデルを複数動作させるようなアプリケーションも実現できます。

デバイスとサーバに分割した音声認識システムであり、デバイス側でインプットされた音声は、その場で「特徴量データ」に変換され、それがパケット送信される際に、従来のような圧縮による劣化がなく、ノイズが混入する余地もないのが特徴です。

【製品の概要】

◆『AmiVoice(R) Reporter for Smart Phone』

今回発表した製品は、2004年2月9日に発表した「AmiVoice(R) Reporter」のバージョンアップ製品ではありません。同製品でも携帯電話をサポートしていますが、音声通話を利用しているため通信品質(電波状況)が悪化した場合には音声品質も劣化し認識精度への悪影響が生じる場合もございました。また、認識結果を確認するためにブラウザを起動してサーバにアクセスする必要もあります。しかしながら多くの機種で利用可能なことから今後も同製品を継続して販売・サポートしていきます。

今回発表した製品は世界で初めてDSR技術を採用する事で、音声通話ではなくデータ通信を利用し通信品質による音声品質劣化を回避でき、高速高精度な音声認識を実現しています。また、ブラウザやアプリケーションとシームレスに連携できるため、業務アプリケーションの操作性を格段に向上させることができます。ただし、クライアントプログラムをインストール可能なスマートフォン(コンピュータを内蔵し、音声通話以外に様々なデータ処理機能を持った携帯電話のこと)のみの対応となりますが、モバイルオフィス用の業務端末としては一般の携帯電話よりスマートフォンの方が適していると考えます。

◆『AmiVoice(R) Reporter for Smart Phone』の仕組み

【必要な性能】

携帯電話

・対応機種: Vodafone 702NK

今後発売されるスマートフォンに順次対応予定

サーバ機

・対応OS: Microsoft Windows Server

・対応機種: DOS/V機(マッキントッシュでは使用できません。)

・CPU: PentiumIII1GHz相当以上

・メモリ: 256MB以上の実装メモリ

・HDD: 30GB以上(音声録音用にも使用)

・CD-ROMドライブ: 4倍速以上(インストール時に必要)

・その他: キーボード、マウス

■会社概要

【株式会社アドバンスト・メディア 会社概要】

社   名 : 株式会社アドバンスト・メディア

代 表 者 : 代表取締役社長 鈴木 清幸

本   社 : 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 48階

U R L :

http://www.advanced-media.co.jp/


設   立 : 1997年12月

資 本 金 : 21億1,125万円

事業内容 : ・AmiVoiceを組み込んだ音声認識ソリューションの企画・設計・開発を行う「ソリューションサポート事業」

・「ソリューションサポート事業」で掘り起こされた市場のニーズに適合するパッケージ商品をライセンスとして提供する「ライセンス事業」

・当社自身がAmiVoiceを使い、企業内のユーザや一般消費者へサービス提供を行う「サービス事業」

■アドバンスト・メディアについて

アドバンスト・メディアは、独自の技術による日本語連続音声認識システムAmiVoice(R)を開発し、“声”で文章入力などができる各種ソリューションを提供してきました。AmiVoice(R)は不特定話者に対応していますので、利用者毎に声の事前学習(エンロールメント)を行うことなく、すぐに音声入力できます。特に医療分野においては、導入施設が400を超えるまでとなり(2004年12月現在)、医療診断の効率化に貢献しています。

■本件に関するお問合せ先

【製品に関するお問合せ】

株式会社アドバンスト・メディア ソリューション営業部 板鼻 弘太郎(いたはな こうたろう)

TEL:03-5958-1091 FAX:03-5958-1033 Email

sfa-info@advanced-media.co.jp


【報道関係のお問合せ】

株式会社アドバンスト・メディア 経営企画部 広報・IR室

TEL:03-5958-2007 FAX:03-5958-1032 E-mail

press@advanced-media.co.jp

※ AmiVoice(R)及びロゴマークは(株)アドバンスト・メディアの登録商標です。

※ 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。

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※出典:合同会社ecarlate「音声認識市場動向2024」
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