ホームchevron_rightニュースchevron_rightニュースリリースchevron_right携帯電話向け声紋認証システム『AmiVoice Mobile Verification』を開発、ASP型のサービスを10月19日より開始~携帯電話向け声紋認証システムを開発、固定電話を含む全電話機に対応~

携帯電話向け声紋認証システム『AmiVoice Mobile Verification』を開発、ASP型のサービスを10月19日より開始~携帯電話向け声紋認証システムを開発、固定電話を含む全電話機に対応~

携帯電話向け声紋認証システムを開発、固定電話を含む全電話機に対応

株式会社アドバンスト・メディア〈東京都豊島区、代表取締役社長:鈴木清幸、以下アドバンスト・メディア〉は、携帯電話向け声紋認証システム  アミボイスモバイルベリフィケーション『AmiVoice®Mobile Verification』を開発しました。同システムはバイオメトリクスの中でも声紋の生体的特徴を利用した認証システムです。アドバンスト・メディアは『AmiVoice® Mobile Verification』を携帯電話による認証ASPサービスとして本年10月19日から提供を開始しました。

同認証ASPサービスはBBモバイル株式会社が本年10月17日から提供開始する認証セキュリティサービス「SyncLock Personal(シンクロック パーソナル)」において携帯電話を使った本人認証の一手段として利用されます。

インターネット上における有料コンテンツ配信時や契約行為等に伴う、本人認証手段として、従来のID・パスワードに代わり本人の音声が使用できることで、携帯電話のみで決済されるビジネスにおいては、決裁者の確実な本人認証が可能になり、かつ取引会話の履歴もデータとして保存されるため、不正取引防止対策にもなります。

アドバンスト・メディアは当認証システムおよび認証ASPサービスを各種サービス、コンテンツプロバイダーに導入していただき、2005年度は5ユーザの導入、売上3,000万円、2006年度は20ユーザの導入、売上5億円を目指します。


【『AmiVoice

®

Mobile Verification』の特徴】

①携帯電話(2G、3G)以外にも固定電話、VoIP、PHSの全ての電話機に対応し、本格的な携帯電話での声紋認証システムを実現しました。

②携帯電話をICカードに代わるものとして利用できます。携帯電話の発信者番号や製造番号をIDとして利用し、本人の発話内容をパスワードとして認識、利用します。そのため、本人でも登録時の携帯電話以外からは認証することが不可能で携帯電話を紛失しても、他人の声では認証することは非常に困難です。

③音声認識エンジンと組み合わせたことにより、発話内容をランダムに変更可能となりました。 ワンタイムパスフレーズ(注記1)が実現できるため、録音による成り済ましに対して万全の対策を実現しました。

④アクティブバイオメトリクス方式(注記2)を実現しました。指紋など他のバイオメトリクスと異なり、万が一、生体情報が漏洩した場合でも、パスフレーズを無制限に変更することで、セキュリティレベルの維持が可能になります。

⑤時刻認証システムとの連携が可能です。パスフレーズの発話および認証結果のデータが認証時刻とともに改ざん不可能な形で保存できます。

⑥携帯電話に機種に応じて、回線交換方式、パケット通信方式、スタンドアロン方式が選択可能です。

なお、パケット通信方式・スタンドアロン方式は一部の携帯電話機種に依存します。

⑦サービス開始時はASP型のみでの提供となりますが、今後クライアントーサーバ型など様々な提供形態にも対応していきます。

⑧認証精度は、携帯電話(2G、3G)の場合、他人受け入れ率(FAR) 0.5%以下、本人拒否率(FRR) 5%以下を実現しました。

注記1)

パスフレーズとは

パスワードの文字数が長くなったもの。通常、数十文字以上(システムによって異なる)の英数字と記号の組み合わせで構成される。覚えやすいように複数の単語の羅列で構成されることが多いため、このように呼ばれる。総当たり攻撃で偶然一致するなどの危険性がパスワードより小さい。PGPやsshなどで、高度なセキュリティを確保するために用いられる。

注記2)

アクティブバイオメトリクス方式とは

生体認証に於いて、指紋、虹彩、静脈は、特徴点情報を変更する事も出来ません、これを静的(スタティック)バイオメトリクス方式と定義します。一方、署名は登録時に認証者の意思で自由にその特徴点を変更できます。これを動的(ダイナミック)バイオメトリクス方式と定義します。声紋は、声質(静的)と、発話する内容(動的)によって特徴点情報を変更する事が可能です。つまり静的情報と動的情報のハイブリッド認証方式をアクティブバイオメトリクス方式と呼びます。これらの特徴により、緊急時パスワードの設定や、特徴点情報が漏洩した場合、その変更が可能です。


【ユーザの利用方法】

声紋登録時に3秒程度の発話を3回行い、声紋認証時は3秒程度の発話を1回行うのみで認証が可能になります。

■会社概要

【株式会社アドバンスト・メディア  会社概要】

社名:株式会社アドバンスト・メディア

代表者:代表取締役社長 鈴木  清幸

本社:東京都豊島区東池袋3-1-1  サンシャイン60  48階

URL:http://www.advanced-media.co.jp/

設立:1997年12月

資本金:32億1,847万円

事業内容:

・AmiVoiceを組み込んだ音声認識ソリューションの企画・設計・開発を行う「ソリューションサポート事業」

・「ソリューションサポート事業」で掘り起こされた市場のニーズに適合するパッケージ商品をライセンスとして提供する「ライセンス事業」

・当社自身がAmiVoiceを使い、企業内のユーザや一般消費者へサービス提供を行う「サービス事業」

■アドバンスト・メディアについて

アドバンスト・メディアは、独自の技術による日本語連続音声認識システムAmiVoice®を開発し、“声”で文章入力などができる各種ソリューションを提供してきました。AmiVoice®は不特定話者に対応していますので、利用者毎に声の事前学習(エンロールメント)を行うことなく、すぐに音声入力できます。特に医療分野においては、導入施設が1000を超えるまでとなり(2005年9月現在)、医療診断の効率化に貢献しています。

■本件に関するお問合せ先

【製品に関するお問合せ】

株式会社アドバンスト・メディア営業本部ソリューション営業部:板鼻弘太郎

TEL:03-5958-1091  FAX:03-5958-1033  Email:info@advanced-media.co.jp

※AmiVoice、およびロゴマークは(株)アドバンスト・メディアの登録商標です。

※記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。

国内シェアNo.1国内シェアNo.1AmiVoiceⓇAmiVoiceⓇ

*出典:合同会社ecarlate「音声認識市場動向2024」
ソフトウェア/クラウドサービス市場

AmiVoiceのAI音声認識は、
音の情報と言語の情報を密接に組合せながら、
音声を「文字」に変換する技術です。