株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:長谷川一行 以下、アドバンスト・メディア)は、「らくらくホン プレミアム」に引き続き、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモが2008年8月1日(金)発売の富士通株式会社製FOMA®端末「らくらくホンⅤ」に当社音声認識技術 AmiVoice®を提供いたします。
弊社技術は、以下の機能・サービスに利用されています。
・ 「音声入力メール」サービス *1)
・ 音声電話帳検索機能
・ 音声機能呼び出し
・ ケータイ脳力ストレッチング らくらく版
・ 地図アプリforらくらくホン
・ ダウンロードアプリケーション向け分散型音声認識クライアント
アドバンスト・メディアは、2008年4月発売の「らくらくホン プレミアム」に音声認識技術AmiVoice®を提供し、携帯電話でのメール作成の際、世界初*2)の「音声入力メール」を実現いたしました。発売から3ヶ月が経過し、ユーザから『認識率も高く、利便性がある』との評価を頂いており、引き続き「らくらくホンⅤ」にも弊社技術が採用されることとなりました。
「らくらくホンⅤ」に搭載されたAmiVoice®には、当社の分散型音声認識DSR(Distributed Speech Recognition)*3)技術が活用されています。DSRは、携帯電話のようなCPUのパワーが小さなデバイスにおいても、従来は難しかった高精度の音声認識が可能な技術です。
欧米では、携帯電話で利用するメールとしては音声をそのままメールとして送るボイスメールが通常使用されておりましたが、最近では、音声メールを文章化するサービスが注目を集めています。しかしながら、この場合、音声認識精度の問題から第三者による修正が不可欠です。「音声入力メール」はリアルタイムかつ第三者による修正が不要で、世界初の画期的なサービスとなっております。
当社では、今回の採用により、国内外においてAmiVoice®を活用した「音声入力メール」サービスの更なる普及を推進してまいります。今後も引き続き、携帯電話等のモバイル分野における「音声入力メール」サービスの導入、展開、拡大を推進していきます。
以上
*1)別途ドコモへのお申し込みが必要な有料サービスです。
*2)携帯電話での一般ユーザ向けサービスにおける、自由文音声メール入力の実用化。(当社調べ)
*3)『分散型音声認識(DSR:Distributed Speech Recognition)とは』
端末機器に音声認識の前処理機能を搭載し、サーバと分担して行う分散型音声認識(DSR)です。端末機器内で、音声を音声認識処理に必要なデータ「特徴量データ」へ変換し、サーバに送り、音声認識の残りの処理を行います。端末機器から送信される「特徴量データ」は音声データの1/30以下とデータ量が小さく、現在の携帯電話ネットワークでも、パケットの欠落がなく、かつユーザがストレスを感じることのない早さでサーバへ送信するので、小さなデバイスでありながらPC並みの高度で高精度の音声認識を行うことができます。
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