専用エンジンとディープラーニング技術で認識率が大幅向上
株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)の音声認識クラウド型文字起こしサービス「ProVoXT(プロボクスト)」に、新たに医療カンファレンス向けエンジンと、双方向型のディープラーニング(深層学習)技術「Bi-LSTM(Bidirectional Long Short-Term Memory)」を搭載しました。
【背景】
医療機関では、治療方針や院内連携、医療安全推進会議、検証会議、経営会議等、日々多くの会議が実施されており、それに伴い議事録を作成しています。意思決定や方針の記録・情報共有等、議事録は欠かせないものですが、人手不足や残業の慢性化等の要因になっており、文字起こしの業務効率化は各機関の優先課題の一つとなっています。
【医療カンファレンス向けエンジンの搭載】
「ProVoXT」は、音声認識により議事録作成を半自動化し、素早く効率的に議事録作成を行うクラウド型文字起こしサービスです。月額利用料で利用者数の制限なく運用が可能な為、機関全体での働き方改革を推進し、業務効率化・生産性向上を実現いたします。
この度、通常の会議用エンジンに加え、医療カンファレンス用の音声認識エンジンを搭載しました。医療用語に特化したエンジンを用いている為、「飛沫感染」「急性期梗塞」「リンパ節腫大」等の専門用語もスムーズに文字化できます。
【Bi-LSTM技術の実装】
「Bi-LSTM」は、過去だけでなく未来の情報を予測し加える事で、双方向の時間軸から処理を行います。従来の音声認識エンジンAmiVoiceに実装していたリカレントニューラルネットワーク技術の「LSTM(Long Short-Term Memory)」と比較し、最大25%のエラー改善率を実現し、認識率が大幅に向上しました。ProVoXTにて搭載している、エンジンに実装しています。
■ProVoXT、詳細
http://www.advanced-media.co.jp/products/service/provoxt
アドバンスト・メディアでは、今後も幅広い業種・業態にて、業務効率化に貢献する新しいソリューションや顧客サービスの提供に力を入れてまいります。
以上