本日、株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)は、ネットワークを利用した機器コントロール装置「iRemocon」の開発販売を行う株式会社グラモ(本社 : 埼玉県新座市、代表取締役社長:後藤功、以下グラモ)の株式を取得し、完全子会社とすることになりましたので、お知らせします。
グラモは、日本で初めてスマートフォンを利用して外出先から家電製品を制御できる機器「iRemocon」を一般向けに発売した企業であり、普及型のネットワークを利用した機器コントロール装置の分野での第一人者であります。同社はiRemocon事業を主軸として展開しており、「iRemocon」の発売以降、多くのメディアに注目され、ECや量販店を通じた販売を始め、大手自動車メーカーや大手ハウスメーカーへの採用など、多くの実績と優良企業とのリレーションを構築・保有しております。
また、他社に先行して複数のハウスメーカーのモデルルームに制御機器を設置してきたノウハウをもとに、HEMS *1機器やECHONET Lite *2対応機器、赤外線以外の制御方式を利用した機器などの開発も既に進んでおり、ホームオートメーション分野では、非常に高いアドバンテージを有している企業です。
(グラモ社の主なプレスリリース: http://glamo.co.jp/news )
当社の音声認識技術は、既にグラモが展開する「iRemocon」の一部に活用されておりますが、今後は「iRemocon」というアプリケーション上に、当社音声認識技術とさらなるシナジーを加え、新たなサービスの開発を加速させてゆく予定です。後藤氏は、引き続きグラモの代表取締役社長として事業推進に当たると共に、アドバンスト・メディアの執行役員に就任し、アドバンスト・メディアとしての新たなサービス開発にも力を発揮してもらう予定です。
アドバンスト・メディア代表取締役会長兼社長の鈴木清幸は、「これから家庭や仕事の場において人々が色々なサービスやソリューションを便利に楽しく使う時代になります。そのキーは人とサービスやソリューションを結びつける独特なデバイスとヒューマンコミュニケーションであり、正に、グラモのiRemoconと AmiVoice® の連携はそれに相応しいといえます。」と述べています。
グラモ代表取締役社長の後藤功は、「我々は、 アドバンスト・メディアグループの一員となることを嬉しく思います。グラモが展開するiRemocon事業において、アドバンスト・メディアの優れた音声認識技術を組み込むことで、HEMSやホームオートメーション市場で優位に立つことは勿論のこと、アドバンスト・メディアが目指す未来のコミュニケーションの実現に貢献して参ります。」と述べています。
音声認識の潜在的な巨大マーケットを開拓するためには世界的に秀でた音声認識技術ばかりではなく、それを活用しアプリケーションやサービスに仕立てる開発力、製品化力、顧客開拓力が必要です。これらをより強化するためには開発力、製品化力、顧客開拓力などで既に実績を有する企業との資本提携やM&Aが極めて重要であると認識しています。今回、「iRemocon」という高度な技術に基づく製品と優良な顧客ベースを持つグラモを当社のグループ企業に迎えられたことはその大きな成果です。
今後、両社の強みを活かした新たな連携サービスやアプリケーションを社会に発信していき、ヒューマン・コミュニケーション・インテグレーションの実現に邁進してまいります。
グラモ代表取締役社長の後藤功とアドバンスト・メディア代表取締役会長兼社長の鈴木清幸
◆iRemocon
スマートフォンなどの通信機器と連携できるネットワーク接続型の高機能学習リモコンです。iRemoconに家電のリモコン信号を学習させることにより、様々な家電をコントロールすることが可能です。
iRemoconは以下のような機能を備えています。
・今使っているスマートフォンが超高機能リモコンになる
・自分だけのオリジナルデザインのリモコンが簡単に作れる
・ 家の中でも、外出先からも、家電をコントロール
・マクロ機能でリモコンを自動操作
・タイマー機能でリモコンを予約送信
~自分だけのオリジナルデザインのリモコンが簡単に作れる~
Web上に用意した「UIデザイナー」を利用することにより、自分のお気に入りの壁紙や画像を利用して、完全に自由にリモコン画面を作成することができます。
作成は部品をドラッグ&ドロップで配置するだけ。誰でも簡単に自分専用のリモコンが作れます。あらかじめ数種類のリモコン画面が登録済みですので、リストから選択するだけで、すぐにご利用頂けます。
公式サイト http://i-remocon.com/
注釈
[*1]home energy management system。家庭のエネルギー管理の見える化を行うシステム。
[*2]通信プロトコル。スマートハウス向け制御プロトコルおよびセンサーネットプロトコル。
【会社概要】
<株式会社グラモ>
代表者 : 代表取締役社長 後藤 功
本社 : 埼玉県新座市新堀2-16-17新清瀬ビル1F
U R L : http://glamo.co.jp/
設立 : 2011年2月
資本金 : 570万円(2013年6月末日現在)
事業内容 : ◆iRemocon関連事業、SI事業、ライセンス事業
株式会社グラモはソフトウェアとハードウェアの開発を通して展開する「iRemocon事業」として、ネットワークを利用した機器コントロール装置の開発販売を主軸に展開してまいります。また、そこで得たノウハウを、ライセンス提供やSI提供というかたちで企業の皆様に提供し、多くの企業・一般ユーザーの皆様にソフトウェア・ハードウェアといった垣根を超えた、洗練された製品・サービスを提供してまいります。
<株式会社アドバンスト・メディア>
代表者 : 代表取締役会長兼社長 鈴木 清幸
本社 : 東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館6 階
U R L : http://www.advanced-media.co.jp/
設立 : 1997 年12 月
資本金 : 45 億96 百万円(152,822 株)(2013年6月末日現在)
事業内容 : ◆ AmiVoice ® を組み込んだ音声認識ソリューションの企画・設計・開発を行う「ソリューション事業」
◆ AmiVoice ® を組み込んだアプリケーション商品を提供する「ライセンス事業」
◆企業内のユーザーや一般消費者へのサービスに AmiVoice ® を提供する「サービス事業」
■アドバンスト・メディアについて
アドバンスト・メディアは、独自の音声認識等の技術 AmiVoice ® により、“声”で文章入力などができる各種ソリューションを提供してきました。 AmiVoice ® 音声認識エンジンは、利用者毎に声の事前学習(エンロールメント)を行うことなく(不特定話者対応)音声入力が可能です。医療・教育およびエンターテインメント・議事録・コールセンタ・ビジネスソリューションの分野で主に利用されております。例えば医療分野においては、4,280の導入実績を有しており(2013年3月末現在)、医療診断や医療事務作業の効率化に貢献し、その導入効果が高く評価されています。2008年には音声認識技術 AmiVoice ® を活用した「音声入力メール」が、経済産業省の外郭団体である独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)主催の「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー®2008」(SPOTY2008)を受賞しました。
■アドバンスト・メディア公式フェイスブックページ
http://www.facebook.com/amivoice
【本件のお問い合わせ】
■報道関係
株式会社アドバンスト・メディア
経営管理部 広報チーム
TEL:03-5958-1307
FAX:03-5958-1032
E-mail: press@advanced-media.co.jp
【Copyright・商標】
Copyright 2013 Advanced Media,Inc.
AmiVoice ® およびロゴマークは、アドバンスト・メディアの登録商標です。
記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。