ニュースリリース

中国にて英語教育市場向け事業の本格展開を開始 
小中学生向け英語教育アプリに音声認識技術AmiVoice®を提供

2014/12/19
ニュースリリース

  株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)は、この度、今後大幅な成長が見込まれる中国にて、英語教育市場向け事業の本格展開を開始いたしました。第一弾として、北京光宇云教育科技有限公司(本社 : 北京市、以下、北京光宇云教育科技)の小中学生向け英語教育アプリ「呱呱英語」に音声認識技術AmiVoiceを提供いたしました。12月上旬より中国にて、iOS版とAndroid OS版のサービスが開始されました。

【背景】
 中国では、1979年に一人っ子政策が導入されて以降、子供の教育が益々重要視されております。特に、グローバルに活躍できる人材を育成するための英語教育は最も重要とされており、2001年の「全日制義務教育英語課程標準」の施行から、義務教育として小学校から週2~3時間の英語授業が行われています。中国の英語教育は急速に発展しており、現在約2億人の学生が英語を学んでいます。各家庭では、将来の競争社会に備えるため、学校に加えて塾や教材等を活用した英語教育に熱心に取り組んでおり、民間英語教育市場の規模は300億元(約5700億円)以上※1となっています。今後も、英語教育への高い関心は続くと考えられ、それに伴う教育費も増加すると見込まれています。
 アドバンスト・メディアは、これまで9年に渡り音声認識を活用した教育事業に取り組み、日本国内の学校300施設以上に、英語発音矯正アプリケーションを提供してまいりました。この経験と実績を通して開発、蓄積されたテクノロジーとノウハウを活用し、この度、今後大幅な成長が見込まれる中国にて、英語教育市場向け事業の本格展開を開始いたしました。中国顧客のニーズに合った新製品を開発すると共に、お客様へのサービスを拡充し、中国の英語教育市場にて当社の更なる事業拡大を推進します。

【英語教育アプリ「呱呱英語」概要】
アニメや映画の字幕付き動画と音声認識を組み合わせた発話練習用の小中学生向け英語教育アプリです。ユーザーは自分の学びたいレベルや好みから動画を選択し、発音と字幕を見聞きします。動画再生の後、英語を読み上げると、音声認識による4段階の発話評価と共に、発音の改善が必要な個所が画面に表示されます。音声認識技術を活用する事で、学習効率が高いマンツーマン教育のような個々の学習者のレベルや目標に合わせた英語発話教育を促すことが可能となります。3年以内に180万ユーザーの獲得を目指します。
 現在は、中国圏におけるネットワーク環境とレスポンスタイム等に配慮し、スタンドアロン型の音声認識を利用しています。今後のアップデートで、クラウドサーバー型と組み合わせて利用するハイブリット型の音声認識エンジンを利用する予定です。
 今後、中国の全英語学習者を対象としたコンテンツ拡充やアプリケーション開発を進めていく予定です。

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 アドバンスト・メディアでは、より便利で高品質な音声認識サービスを開発・提供し、今後もアジア市場での事業拡大を推進・強化してまいります。

【北京光宇云教育科技有限公司とは】
中国の教育アプリケーションサービス事業会社。iPhone、iPad、Androidなどのスマートフォン、タブレット端末を対象とした教育関係のアプリケーションの企画・開発・販売を手掛ける。

※注釈
1: EFエデュケーション・ファースト「英語習熟度指標レポート」2010年調べ

以上

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